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日本語クロスワードの作り方:ひらがな単語表から教材へ

Ben Wu
Ben Wu

2026年10月11日

日本語クロスワードの作り方:ひらがな単語表から教材へ

クロスワードを手で作ったことのある日本語教師なら、あの瞬間を知っているはずです。N5 のよい単語が十個そろい、マス目を描き始めたのに、どれも交差しない。ある語はカタカナ、ある語は途中に漢字があり、同じ文字を共有できたはずの二語は紙の両端に離れている。四十分後に残るのは単語表と消しゴムのかすだけです。

中国語も楽ではありません。一マスに一文字なので、二文字の語が交差できる機会は二回だけ。関連のない語を並べると、ほとんど空白の盤面になります。

Quizzz はこの「配置」の問題を引き受けます。語とヒントを渡すか、トピックや教材から AI に下書きさせれば、交差する盤面を自動で組み、入らなかった語を知らせ、できあがりを他のクイズと同じように配布・共有・埋め込みできる形にします。

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日本語・中国語のクロスワードが崩れる理由と、二つのルール

クロスワードのエンジンは、交差するマスの文字を厳密に一致させます。そこで二つの文字体系が、それぞれ別の理由でつまずきます。

  • 日本語:すべてひらがなで書く。同じ音でも、ひらがなとカタカナは別の文字です。漢字のマスがかなのマスと一致することもありません。Quizzz の日本語クロスワードは、カタカナも漢字も使わず、全部ひらがなで作ります。ふだんカタカナで書く外来語は、ひらがなに直すか、リストから外します。
  • 中国語:一マス一文字。どの字も交差点になりえます。これは強みですが、語どうしが字を共有していることが条件です。学校、家族、食べ物のようにテーマをそろえた語彙は、無関係な語よりずっとよく交差します。「學校」「學生」「同學」はどれも「學」を含むからです。

どちらのルールも「どんな語を選ぶか」の話です。盤面の配置そのものは Quizzz の仕事です。

単語表から盤面まで、五つの手順

  1. 新規クイズからクロスワードのタイルを選び、タイトルを付けます。
  2. 語とヒントを一行に一組ずつ入力します。答え、半角スペース、生徒に見せるヒントの順です。答えは二文字以上。表のほうが扱いやすければ、単語エディタをリスト表示に切り替えると、答え/ヒントの表になります。
  3. 単語表がまだなければ、AI で単語を生成を使います。「JLPT N4 の動詞」のようなトピックを与えるか、教材に切り替えて授業テキストを貼り付け・アップロードします(.txt、.md、.pdf、.csv、.xlsx、最大 20,000 文字)。Quizzz は完全に交差する語の組み合わせを盤面に採用し、残りを控えの語として置いておくので、盤面を大きくしたいときはワンクリックで足せます。
  4. 右側のライブプレビューを見ます。入力に合わせて描き直され、盤面のサイズと配置できた語の数が表示されます。交差できない語は未配置として別に並ぶので、表記を変える、別の語に替える、削除する、のいずれかで対応します。
  5. クロスワードを保存を押します。クイズライブラリに入り、配布、Magic Link での共有、埋め込みがすぐにできます。途中で離れても下書きとして自動保存されます。

ヒントを空欄のまま保存することもできますが、その場合 Quizzz は仮のテキストを入れます。生徒はそれを本当のヒントとして読むので、公開前に定義、訳語、短い文脈のいずれかに置き換えてください。

そのまま使える単語表の例

日本語 N5、すべてひらがな、教室がテーマです。

がっこう 生徒が毎日勉強しに行く場所
せんせい 授業を教える人
がくせい 学校で勉強している人
ともだち いっしょに過ごしたいと思う人
えんぴつ 字を書く道具。消すこともできる
つくえ その前にすわって勉強する
ほん 読むためのもの
きょうしつ 授業が行われる部屋

かなを共有している語の多さに注目してください。がっこう と がくせい は が、せんせい と がくせい は せ、きょうしつ と つくえ は つ を共有しています。盤面が密になるのはこのためです。

中国語の二文字語、学校がテーマです。

學校 生徒が平日に毎日通う場所
老師 クラスで授業をする人
學生 学校で学ぶ人
同學 同じクラスの人
朋友 好きで信頼している人
教室 クラスが集まる部屋
作業 先生が授業のあとに出すもの
考試 どれだけ学んだかを示すために受ける

「學校」「學生」「同學」は「學」を共有します。「老師」と「教室」は「教師」のような語がないと出会えないので、盤面が薄いと感じたら AI の控えの語を見てみる価値があります。

生徒の解き方

クロスワードはクラシックモードのみで、盤面全体が一ページに表示されます。生徒はマスをタップして、そこを通る語を選びます。同じマスをもう一度タップすると、ヨコとタテが切り替わります。空欄を残したまま提出しようとすると、Quizzz が確認を求めます。採点は語ごとに行われ、提出後の振り返り画面では盤面とヒント一覧が相互にハイライトされるので、どの語が合っていたかが一目でわかります。

自分で作る前に、私たちの動物語彙のクロスワードをスマートフォンで試して、タップの感覚を確かめてみてください。

クロスワードか、ワードサーチか

二つは測るものが違い、Quizzz には両方あります。

  • クロスワード:意味から形へ。生徒はヒントを読み、語を思い出して正しく綴らなければなりません。クラスで既に学んだテーマ語彙の復習に向いています。
  • ワードサーチ:形の認識。生徒は文字の盤面を見渡し、語の形を見つけます。ウォームアップ、かなや漢字の形にまだ慣れていない初級者、思い出す練習の前に文字そのものに親しむ段階に向いています。

ワードサーチは中国語、日本語、英語、韓国語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語に対応しています。語を四〜十個入力するか(中国語・日本語・韓国語は一語二〜四文字、ラテン文字の言語は二〜八文字)、トピックや教材から AI にリストを下書きさせます。生徒に語のリストを見せるか、リストを隠すディスカバリーモードにするかを選べます。どちらでも、提出後の振り返りではすべての答えが表示されます。生徒は最初の文字と最後の文字の二回タップで語を見つけます。語はタテ・ヨコ・ナナメ、さらに逆向きにも置かれます。

ワードサーチには、解けない盤面を保存してしまわないための検証があります。重複する語、別の語の中に含まれる語(「中文課」の中の「中文」)、逆から読むと別の語になる組み合わせ(「上山」と「山上」)、選択した言語と異なる文字体系の語は、保存前に弾かれます。どの場合も Quizzz が衝突している二語を名指しするので、一方を残して他方を外すだけです。

実際に試してみる

下は Quizzz の実際のデモです。登録なしで、このまま解いてみてください。

費用について

自分で語とヒントを入力する、またはテンプレートを読み込む場合、AI クレジットは一切使いません。AI で単語を生成の手順だけが、通常のクイズ生成と同じくプランの月間 AI 枠を使います。保存したクロスワードからはテンプレートリンクも作れます。他の先生がタイトル、語、ヒントを自分のライブラリに取り込めるリンクで、生徒のデータが共有されることはありません。

来週の単語表が手元にあるなら、貼り付けてプレビューを眺めてみてください。交差した語がクロスワードに、交差しなかった語がワードサーチになります。両方作っても、盤面を一枚手で描くより短い時間で済みます。クロスワード作成のページから始めるか、手順ガイドのクロスワードの作り方と日本語クロスワードの作り方をご覧ください。